シロアリの雑学

群飛が終わってもシロアリ被害は終わらない!

今回のブログはアイテック株式会社が担当させていただきます。
ぜひ最後までお読みくださいませ。

今年は5月とは思えないほど暑い日が多く、まだ夏前なのに夏バテ気味の
筆者でございますが、シロアリたちは今年も元気いっぱいに飛んでいるようです。

シロアリが新たな巣を作る為に羽アリとなって大量に飛びだすことを群飛と
いいます。(詳しくは今年3月のブログ「命がけの群飛」をご参照ください)
大量の羽アリが発生して、慌ててご連絡をくださるお客様が今年も多くいらっしゃい
ましたが、その中のあるお話をさせていただきます。

5月某日、横浜市神奈川区のK様の奥様からお電話がありました。
「昨日からお風呂に羽のついたアリがいっぱい出てるの何とかしてください!」
すぐにお伺いしたかったのですが、弊社とK様の間で日程が合わず、3日後に
お伺いしました。

すると奥様から一言。
「もう止まったみたいだから、今回はやっぱりいいかなぁと思うんでけど」
そう、お伺いした時点で羽アリの発生は止まっていたのです。

しかし!!!!

そこで簡単に引き下がってはプロ失格です。
そこで奥様にご説明したのは、羽アリの発生が終わったからといって床下の
シロアリがいなくなったわけではないという事。

群飛でかなりの数の羽アリが出ますが、それはコロニーの一部に過ぎず、
床下にはまだまだシロアリがたくさん残っているのです。
実際に床下を点検してみると、やはり大量のシロアリがいて、その写真を
ご覧になった奥様はその場でシロアリ駆除工事をご依頼されました。

今年、同じように羽アリが発生し、その後止まって一安心している方が
いましたら、今すぐ私たちにお声かけください。
そのまま放っておけば、来年きっとまた羽アリに悩まされることになります。
しかも、1年分床下の食害も進んだ状態で、です。
それがわかっていながら何もしないわけにはいきません。

大事なお住まいに少しでも長く住んでいただきたい!
そんな思いでお客様を全力サポートさせていただきます!
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命がけの群飛 ! !

今回は株式会社 三共リホームの田積が担当します。

シロアリの生態について、この季節のお話です。

寒さも薄れ やがて待ち望んだ春がやってきます。

暖かくなり 雨が降った翌日には羽アリが郡飛する季節です。

羽アリとして飛び出すことは最大の冒険です。

もともと皮膚が弱く、野外活動に適さないシロアリが、ばらばらに

なって外に出るのだから最初から死ぬことを覚悟しているのと同じです。

数多く出れば、誰かが生き残るだろうということで、出るときは必ず大量です。

また、群飛した後に土にもぐって営巣するので、土の湿り具合や水源の確保は、

生き残る為の重要な要素となります。群飛しても潜り込むべき土壌が

乾燥していたり凍っていたりすると生きられないのです。

だから、湿度だけでなく雨上がりの湿度や気圧の低下を察知して飛び出します。

群飛のきかっけは、指示が出されるわけではなく、個々ばらばらに環境の変化

を感知して飛び出すプログラムが起動して起こります。

だから、巣の中にいる位置の違いや成長の違いによって一つの巣から数度群飛

することもあるのです。

さて、日本のイエシロアリやヤマトシロアリは温暖な状態を選んで群飛します。

しかし、羽アリは飛翔力が弱いのでそれほど遠くに飛ぶことはありません。

なかには風に乗って数Km飛ぶこともありますが、普通数百m飛べばいいほうです。

そして着地すると、直後に盛んにはばたきます。

羽の付け根には「切離線」という切り取り線があるので容易にとれるようになっていますが、

羽を落とすためではなく、フェロモンをあたりに拡散させて結婚相手を呼び寄せる意味もあります。

ところが、運よく天敵の攻撃をかいくぐって結婚相手を見つけ、ペアで営巣できそうな

ところを見つけても、そういうところに限って先住者がすでに生活しているものです。

そして、こうした幾重もの試練を生き延びた幸運なものだけが新しいシロアリの

創始者となることができるのです。ここまで生き残る可能性は種類や条件にもよりますが、

0.01%ともいわれています。

春、羽アリは、新たな生息場所を求めて群飛する。

一方、これに呼応するかのように他の生き物たちも活動を活発に開始する。

群飛は自然界の大きな営みでもあるのです。

それを思うと感慨深いものもありますが……人間は人間の生活を守らねばなりません。

大事なお家の内外で羽アリをみかけたら、また姿は見ていなくても安心のために、

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白蟻は冬でも生息が止まらない!

今回のブログは、株式会社 三共エースの堀江が担当します。

白蟻は冬でも生息を止めません。

昆虫には、活動好適温度(活動に適した温度)があり、白蟻にも活動好適温度があります。

人も一緒で活動に適した温度があります。

ヤマトシロアリでは、

4月の下旬から5月の連休(ゴールデンウイーク)辺りでヤマトシロアリの羽蟻は雨が降った、

次の日の温暖多湿な気候の朝10時頃、体色を黒くし一斉に飛び立ちます。

飛び立った場所にもよりますが、トイレ・洗面所・風呂等の小スペースでは、気持ち悪いくらいに

部屋が【真っ黒】です。(シロアリだらけ)

飛び立ったシロアリが空中で婚約し地上で結婚そして、土中へと入り新しいコロニー(巣)を構築します。

ヤマトシロアリが巣から一斉に飛び立ったコロニー(巣)には何千というシロアリ達が居り、

また来年の羽蟻を作るべく毎日休まずせっせと、年中無休365日やすまず働いて居ります。

主に昆虫は冬眠しますが、ヤマトシロアリは冬眠しません。

ヤマトシロアリの好適温度は12℃~30℃が活動好適温度と言われて居ります。

通常ヤマトシロアリは外気温6度前後で活動を始め6度以下の場合でも活動を続けて行けます。

それは巣内のバクテリアの熱によって巣内部の温度が保たれているため、

活動が減少しない理由の一つとして考えられて居ります。

ヤマトシロアリは、水分を含んだ木材を好み、木材に水分がないと加害できませんし生活困難になり

居心地が悪いと移動します。屋根や外壁からの雨水の侵入した場所までヤマトシロアリは登り被害を

木材に与え続けます。春から夏にかけての活動が活発な時期に入ります。

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シロアリとクロアリの違い

今回のブログは(有)富士消毒の菊地が担当します。

 

羽アリが突然家の中から飛び立つと、びっくりされますが実は羽アリにはシロ

アリの羽アリとクロアリの羽アリがいます。

形、色、大きさもよく似ています。

でもよく見てみると下記のように違いがあります。

    シロアリの羽アリ      クロアリの羽アリ
 

 

体長も15ミリ位で、良く判断できない場合は住まいるコープへご相談下さい。

たとえクロアリで有ったとしても、風呂場の壁の中等湿気が多く暖かい場所に

巣を造り、一般の薬をまいても次から次に出てきて止まらない場合があります。

シロアリとクロアリの違いについて一覧にしてみました。

シロアリ クロアリ
触覚 数珠状 くの字状
腹部 ずんどうタイプ くびれている
羽アリ 羽の長さが4枚ともほぼ同じ 前の羽が後より大きい

働きアリ

兵隊アリ

目のない種類が多い

生殖能力のないオスとメスが半々

特徴的な兵隊アリを持つ

複眼と単眼がある

メスだけで生殖能力はない

兵隊アリがいる種は少ない

交尾

羽を落とした後ペアとなり

巣の中で

羽のある状態で空中交尾を行い

後にオスは死にます

巣作り

オスとメス共同で行い

巣の中には 女王と王がいる

メスのみで行い

巣の中には 女王のみ

成長の仕方

卵~幼虫~成虫と成長する

不完全変態

卵~幼虫~サナギ~成虫と 成長する

完全変態

 

実際のヤマトシロアリの巣を見るとこのように働きアリ、兵隊アリ、幼虫がいます。幼虫がウジ虫の状態ではなく成虫と同じ形をして、不完全変態であることが解ります。実際のシロアリの羽アリはこんな姿をしています。飛び立った直後拡大すると触角が数珠状であるのが解ります。羽を落とした後。胴が寸胴であるのが解ります。シロアリとクロアリは同じアリの名前がついていますが全く違う生物です。シロアリは昆虫綱ゴキブリ目シロアリ科に属しますがクロアリは昆虫綱ハチ目・スズメバチ上科・アリ科に属します。なので、シロアリはゴキブリに近い仲間、クロアリはハチに近い仲間です。生態がまるで違います。まずはプロの目での診断を!診断、お見積もりは無料ですので、どうぞお気軽にご相談ください!こちらのホームページのメールフォームから無料診断のご依頼を受け付けております↓
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シロアリはどんな生き物なのか?

今回のブログは㈱三共リホームの田積が投稿します。

 

さて、シロアリの起源は3億年前、古生代石炭紀と言われています。

と言われてもピンときませんよね?

 

そこでその頃の地球がどんな状態だったか調べてみました。

地球上は森林で覆われ、多くの植物、昆虫、両生類が栄え、大気中の酸素濃度が上昇しました。その頃の木材は石炭として現在に残っています。ゴキブリもこの頃に出現し、現在でも姿、形をあまり変えていない生きた化石と言われています。そのゴキブリから分化したのがシロアリです。ですからシロアリはアリと名がついていますがゴキブリに近い生き物です。

その後2億5千万年前には地球史の中では最大の生物の大量絶滅が起こり生命種の90~95%が絶滅しました。

それから後に恐竜が出現しましたが2億2千万年前にまた生物の大量の絶滅が起こります。

そして生き残った恐竜は進化、分化を遂げ1億年前には全盛期時代を迎えます。しかし、またしても6550万年前に生物の大量絶滅がおこり恐竜、アンモナイトが絶滅。ユカタン半島に落下した小惑星が原因で地球規模の気温低下を招き生物種の70%が絶滅したとされています。

その後生き残った哺乳類から分化し20万年前にホモサピエンス(現在のヒト)が出現しました。

そう考えると人類の祖先より遥か昔から、気の遠くなるような年月を重ね、何度も地球規模の生物種の大量絶滅から逃れ、生き残っている生き物、シロアリ、ゴキブリはスゴイデスネ!!

これからも何億年と生き残っていくのでしょう?

 

株式会社 三共リホーム

㈳日本しろあり対策協会会員

㈳関東しろあり対策協会会員

㈳神奈川県ペストコントロール協会会員

*点検や施工について詳しくは
HPをご覧ください→住まいるシロアリ駆除HP