はじめまして。
三和消毒の野島と申します。
今回のブログは私が担当させていただきます。
今回はシロアリではなく、蜂の危険について私の体験談を書かせていただきます。
さて、蜂と聞いて皆さまどのようなイメージを思い浮かべられるでしょうか?
一般の方は下の写真のような天井裏など密閉された空間で蜂の巣と蜂に
出くわしてしまう機会はあまりないかと思われますが、
それでもおそらくは蜂に対して「危険」「刺す」「怖い」などの
負のイメージを持たれる方が大半ではないでしょうか。
↑とある現場のキイロスズメバチの巣。
弊社もお客様からのご連絡を頂き、実際に蜂の駆除にお伺いする機会がたくさんあります。
時期としては8月~10月の間が多いように感じます。
「毎回の事だから専門業者であれば慣れているだろう」と思われる方も
いらっしゃるかと思いますが、少なくとも私は毎回とても怖いです。
というのも過去に数度、刺された事により危うくショック死しかけた事があるからなのです。
上記のような巣の撤去も含めて、蜂の現場では必ず防護服を着用しながらの駆除作業となります。
しかし、時には防護服を貫通して蜂が刺してくる場合もございます。
私の場合、1回目に刺されたのは上の写真のような巣の撤去の現場でした。
この時は患部が腫れただけで、数日で完治してしまい、特に影響はありませんでした。
2回目は1回目に刺されてから約1年後でした。
通勤途中にぼんやりと歩いていたら、後頭部を直接刺されてしまいました。
(ハチの種類は不明ですが、恐らく付近を飛んでいた個体から推察するにオオスズメバチ)
皆様もお聞きになったことがあるかと思いますが、
蜂に刺された際は、1回目よりも2回目の方が危険な場合が多いのです。
また、刺された1回目と2回目の期間が短い程、より危険ともいわれております。
私は2回目に刺された時に、
俗に アナフィラキシーショック と呼ばれる症状が出てしまいました。
緊急搬送され事なきを得ましたが、患部が腫れあがり、眩暈がひどく、
血圧低下により意識が朦朧となりました。
後日詳細を調べてみると、蜂毒によるアレルギーは個人差が激しく、
全体の10%~20%の人に皮膚症状や嘔吐などの症状が発生し、
私のように意識障害まで起こすのは割と少数との事でした。
現に弊社の蜂駆除部隊の中には短期間にオオスズメバチに2回
刺されているにも関わらず平然と仕事をこなしている猛者がおります。
症状は人それぞれですが、場合によっては私のように
深刻な状況に陥る場合もございますので、
皆様、蜂の巣を発見されたら、ご自身での駆除は試みられず、
専門家にご依頼される事を強くお勧めします。
蜂の駆除についても、まずは御相談から!
こちらのメールフォームから御連絡ください→https://ss1.coressl.jp/www.sumairucoops.jp/contact/index.php